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縦×横×高さ:13cm×13cm×27cm

 

加藤卓男 作 藍彩貼花文花入でございます。

加藤卓男は岐阜県多治見市出身の陶芸家である(1917-2005。父は五代加藤幸兵衛であり、染付、青磁、赤絵など多種多様な作風がある。当初加藤卓男は父に師事するが戦争の中、軍隊に入隊し一時陶芸から離れるが戦後作陶を再び始め、日展にて受賞の後フィンランド、イランなどに留学。イランにおいてペルシャ陶器の魅力を感じたため、ペルシャ釉の研究を始める。他にも正倉院の作品なども研究し、唐三彩やペルシャ釉、青釉などの作品から、父の影響からか赤絵、志野焼などの作品もあり幅広く製作されていた。

 

この作品は白い地に花模様の図が貼ってあり、全体には青釉、模様の上には緑釉や褐色釉がかかっております。中国の三彩を模して製作されており、三彩の中でも鮮やかな青釉が洗練された印象を持たせる作品となっています。

 

Potter:Kato,Takuo

Work: Blue painted vase

Design: affixed flowers

加藤卓男 作 藍彩貼花文花入

¥380,000価格
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