(銘)備前介宗次 弘化四年十月日 白鞘脇指でございます。
この作品は特別保存刀剣の証書がついております。
(長さ)一尺一寸五分強
(反り)二分
(元幅)3.1cm
(地)小板目肌約み、映り気がある
(刃)匂出来で焼き幅広く焼きの頭がそろう長船系の丁子刃を焼く。
(彫物)棒樋と添樋が表裏にある。
(帽子)乱れ込み返る。
固山宗次は奥州白川出身、固山宗平の弟である。加藤綱英の門下で、文政12年に勢州桑名藩の家臣そして江戸の上京。お抱刀工となり弘化2年備前介受領、江戸四谷に住む。刃は良く、試し切りの銘のある刀剣もある。
Work: Wakizashi
SwordSmith: Koyama, Munetsugu
Period:1847
Length:34.8cm
Type of Grain in Ji: fine itame grain
Type of Hamon:Choji, irregular line and resembling Osafune school in Bizen
Scrupture: two lines (Middle and nawwow)
(銘)備前介宗次 弘化四年十月日 白鞘脇指
¥1,500,000価格